昭和59年生 女性

おはようございます。
今日の患者さんは、心臓弁膜症・動悸の方になります。
 
2年ほど前より動悸が激しくなる時があり、症状が酷い時は意識消失
夜間動悸が激しく眠れない時もあるとの事でご相談に来られました。
 
病院での診断は心臓弁膜症になり、僧帽弁・三尖弁どちらも異常が出ているとの事。
ただストレスがある時が一番症状が酷いとおっしゃっていました。
 
漢方の種類としては、
 
①心臓の負担を抑える煎じ薬
②自律神経を整える粉薬・錠剤
 
の3種類を出させて頂きました。
 
漢方服用開始から1ヶ月、日によって調子が良い日があり、調子が良い日は動悸を感じるのが半分くらいまで減っているとの事。
寝ている時に感じていた動悸を感じなくなっているとおっしゃっていました。
 
漢方服用開始から2ヶ月、ほとんど動悸を感じなくなっているとの事。
心臓に負担がかかる事で高くなるBNP(脳性ナトリウムペプチド)の数値も100を越えていたのが80台まで落ちたとおっしゃって頂けました。
 
2ヶ月でほとんどの症状に改善が見られました。
 
まだBNPの数値が高いので油断はできないですが、ご本人の希望により一時治療を終了。
また調子が悪くなりましたらご連絡頂くようになりました。